経営相談を依頼される方で、マネジメントの問題を抱えているケースは多いです。

たとえば、

・社員のミスが目立つ。
・社員が言うことを聞かない。
・社員が育たない、成長しない。
・社員が成果を出さない。
など。

その場合、まっさきにやっていただきたいのが「社内聖書作り」です。聖書とはユダヤ教では「旧約聖書」をさし、キリスト教では主に「新約聖書」をさします。イスラム教では「コーラン」。ユダヤ教では、旧約聖書とは呼ばず、それそのものが聖書です。

これらの宗教は、誤解を恐れず申し上げるならば、「神の前ではみな平等」という概念になります。交通事故に遭ったとしたら、それは神の思し召し。病気になったら、それもまた神の思し召し。もっとわかりやすく言えば、「まあ神がそう言った(考えた)のならしかたないよね」という概念になります。この概念は賛否両論あると思うが、良いところは、何が起きても「神のせい」にできることです。これを経営に応用します。

たとえば、会社で社員がミスをしたとしましょう。そこで、「バカヤロー!なにをやってるんだ!」と怒ったとしたら、社員は萎縮してしまいます。さらに、社長と社員との壁は厚くなり、分断されるでしょう。ますますマネジメントは難しくなります。成果も出にくくなるでしょう。

しかし、そこで、あなたの会社の「聖書」があったらどうでしょうか?社員の叱り方は変わります。

「●●君。社内聖書を読んでごらん?なんて書いてあるかな?今回の件、どう解釈するかな?」

と、社員に「考えること」を促すことができるようになるのです。結果、自分の頭で考えるようになり、成長します。

図で表すなら、

(聖書なしのケース)社長VS社員 →敵対関係

(聖書ありのケース)聖書VS社長と社員 →味方関係

まあ、神と敵対関係になるわけではないが、少なくとも、立ち位置はまったく変わります。敵対者から「よき理解者」へと変わるのです。「社内聖書」を作ることで、社内の雰囲気は劇的に変わります。

社内聖書を作ることで、ミスも減るし、何より叱る回数も減ることでストレスからも解消されるでしょう。結果、社長の時間も相対的に増える。重大事項に専念できるようになり、会社の業績もどんどんよくなります。

もし、あなたが社内聖書を作らず、毎回、社員を叱っているとしたら、それは酷な話です。社長としての仕事をしていないのに叱るのは単なる怠け者と言わざるを得ません。もっと言えば、社長の仕事とは、「文化作り」とも言えます。文化を作り、継承していくことこそ、社長の仕事です。

その一つが「社内聖書」作りになります。社内聖書ができれば、社長がいなくても会社が回るようになるのです。社員同士が「聖書」を元に、思考を巡らし始めます。請求書を作るときに部下が上司にアドバイスを求めるとします。その際「社内聖書から考えると、どう思う?」と聞くことができるのです。

会社の業績をよくしたければ、ぜひ、「社内聖書作り」を試してみてください。もちろん、はじめは完璧なものでなくてもよいでしょう。この世は「空」であり「縁起」で成り立っています。諸行無常。変わらないものは何一つないのです。どんどん更新され、リニューアルされていくことを前提として、取り組み始めればいいのです。

(余談だが、正確には、神=聖書と決めつけられないが、イスラム教は「コーラン」が絶対的教義とされているし、キリスト教のプロテスタントでは「神=聖書」である。カトリックとは異なる。)

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